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天体の仕業か、自分の心の声か

更新日:2018年5月17日

今回の新月の夜は無性に眠かったし

翌日はなんだかぐったりしていました。


天体のイベントもいろいろ重なったようですね。


ずいぶん前から月のめぐりを意識して過ごしてきました。


ヨガの世界にいると切っても切り離せないトピックでもあるし、女性の体のリズムとも関係しています。


この数年は「新月」「満月」の特別なセレモニーが話題になり、

一般の人にも月のサイクルを意識する人が増えました。


自然や宇宙のリズムに想いを馳せるのは素敵なことだと思います。

視野も意識も広がるしね。



宇宙や天体、自然の摂理。

ロジックがないようで、ちゃんとある。


でも、そのロジック、本当にあったとしても

人間の頭が組み立てる粗いロジックでどこまで理解することができるのだろう?


インターネットに繋がれば、天体の情報も容易に得られる。

そこには天体イベントに合わせた行動や生き方などの情報が溢れている。


最近思うのは、

ぶっちゃけそんなの


知らなくてもいい


のではないかということ。


なぜなら、天体のその動きがもたらす風が時代の方向性や個人の意識を変えるなら、

それは、当人の意思に関係なく起こるべくして全て起こるだろうから。


逆に、情報を頭だけで拾って

上辺だけの行動を繰り返してもあまり意味がないと思うのね・・


もちろん目安として情報を持っておくのはいいと思います。

こんなこと書いてはいるけど、私も好きな話題ではあるんです。


その場合は自分との答え合わせというか、

「あ、だから最近自分はこうだったんだ、なるほどね」と納得するアスペクトの一つとして使うといい。


こう思うようになったのは、自分の感覚に正直になっていくと

自然とそんな流れに沿うようになるんじゃないか、と気づいたからですね。

何にも頼ることなくね。

(^_^)


要は、情報ありきで頭から入る必要はなくて


「なんかこんな気がする」

「これをやってみたい気がする」

「もうこれは違う気がする」


この小さな感覚を拾うほうが大事で

ヒントがそこにたくさんあると思うのです。


天体の流れを利用するのか

天体にすでに動かされているのか。


私たちはもうすでに

その一部として動かされているかもしれないよ。


天体の仕業か、自分の心の声か

どちらでもいい、わからなくてもいい。


そこに腑に落ちる何かがあるのなら。



井出順子

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